写真展

今日は職場にインターンで来てくれてる子達の写真部の卒展があったのでちょっと行ってきました。

行って後悔したのが、まず俺薄着しすぎだって事です。

昼ごろ出たときは暖かかったので油断してました。日が落ちると寒い寒い。

あと心配だったのが一人で行ったことかな。小規模な学生達の卒展って得てして内輪ノリになりがちじゃないですか。
そんな中に一人で行って俺にどうしろと？
知ってる顔ぶれの内輪ネタにも入りたくないのに、アカの他人が固まって、その中でしか通じない会話をされてるシチュエーションって緊張しますよね。

でもまぁ、実際行ってみたら、感じのよい、落ち着いた雰囲気の中で写真を見ることができました。

ほどよい緊張感とほどよいけだるさのバランスの中で、しばし文化的なひととき。

ただ、その場にいた学生さんたちと少し話をしたんですが、犬の話題とか単位の話題とかばっかりしちゃって、肝心の作品の話をするのをすっかり忘れていましたよ。
これは帰るころになって気が付いてちょっと後悔。

あんま知らないから、偉そうなことは言えんけど、写真の楽しみかたって、見るのもそりゃ楽しいですけど、やっぱり、一枚一枚、その人が何を思い、どういうシチュエーションで撮ったんだろう、そういうの考えながら眺めるのがヤッパ最高に楽しいじゃないですか。
せっかく撮った本人たちを目の前にしてるのに、犬の話してどうすんねん、もっと聞けよ。興味あんだろ。俺。

あーもったいない。

おもえば俺人にものを聞くのが苦手です。
聞いてなんぼの商売してたときも、これが下手で悩みました。
普段、俺B級にも満たない、くだらないものがとても大好きで、そういうガラクタに囲まれて暮らしてるので、今日はいい刺激になりました。
贅肉をほんのすこしだけ引き締めるような。

「いいもの」と「いいものを作ろうとするパワー」は本当に偉大です。俺とはベクトルが全く違うだけに、なんかこう、俺のベクトルを現す矢印がちょっとたるんだときに、反対側から引っ張ってもらうような、いい一日でした。