現代妖怪譚そのさん

2002年11月9日
複雑に整備された現代において
もはや妖怪達の住む場所は完全になくなってしまったのであろうか。

いいや
都会の死角、日常の隅々において姿を変え
彼らは力強く生き残っていた。

これは日曜妖怪研究家であるエドサリバンショーが
彼らの生態を記した妖怪録である。
全ての妖怪を覚えて君も妖怪博士になろう☆

 

【file6:妖怪えりあし】

みなさんは襟足だけ妙に伸ばした子供をみかけたことはないだろうか。
それはこの妖怪えりあしの仕業である。
子供の背後にそっと近づき、たちまちに髪型をヤンキーチックに変えてしまう。
かっこわるくなるだけで実害は無いが、妖怪ジコシュチョーと常に行動しておりこちらのほうはちょっとやっかい。

 
【file7:妖怪ジコシュチョー】

えりあしのとり憑いた親に影響をもたらす妖怪。
ジコシュチョーにとり憑かれると曲がった個人主義的なことをしゃべるようになり、
「人に迷惑かけなければいいじゃないですか」
「ウチの子のえりあしが長いのがあなたに迷惑かけたんですか!」
などと恥ずかしい台詞を惜しげもなく喋るようになるので注意が必要。

 
【file8:マテナイ】

電車やレジ待ちなどで割り込む。
一見すると良識も分別もつくだろう人間の姿をしているので注意が必要。
電車がくる直前、白線ギリギリまでジリジリと前を詰めてやったら脂汗をかいていたのが笑える。

 
【file9:妖怪とおせんぼう】

遅刻しそうなときに限って信号が丁度赤になったり電車行ったばかりだったり…
そんなときはこの妖怪とおせんぼうのいたずらだと疑ってみたがよい。
みなさん、俺が遅刻するのはこの妖怪のせいですよ。

 
【file10:妖怪あみたいつ】

みんなも好きな良い妖怪。
寒くなると現れる。
なぜかナマ足よりもドキドキしてしまう。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索