午前3時。ぼくらは7日間エドサリバンショー
2003年2月27日夜中にバイクをぶっぱなした。
頭の中は既に泥酔状態。
街の光がとろけあって
大事なもの全てを後ろに追い越して
自分が無限にまで加速していくような気がした。
途中で合流した見知らぬ外人たちの車。
お互いわけ分からないことわめきながら走ったっけ。
一緒に歌ったような記憶もあるがたぶん同じ歌ではなかった。
「Coolなバイクだな!haha!」
奴らはそういって去っていったけど
ナンバー付いてない軽自動車に
外人4人乗りのオマエラのほうがよっぽどCoolだぞ。
車と車の針の穴のような隙間。
今なら全速で抜けられるような気がした。
五感が全て自分の制御下のもと、
はじめて全ての自分がひとつになれた。
何かから逃げるように加速を続ける。
最後に踊っているような感覚がやってきた。
狂おしく身をゆだねると初めて目の前に海が見えてきた。
黒い海面と奥の船の光は全て俺のためにデコレーションされて待っていたかのよう。
浅瀬に、片足を上げて眠っている鳥を見つけて
持ってきた酒をあおる。
しばらくして寒くなってきたので帰ろうと思った。
あの頃、ぼくらはどこへ向かっていたのか
誰も思い出せない。
骨骨骨骨 ・後期・ 骨骨骨骨
あめかぜさん
登録ありがとうございます。
最小にして最長の日記、感激です。
頭の中は既に泥酔状態。
街の光がとろけあって
大事なもの全てを後ろに追い越して
自分が無限にまで加速していくような気がした。
途中で合流した見知らぬ外人たちの車。
お互いわけ分からないことわめきながら走ったっけ。
一緒に歌ったような記憶もあるがたぶん同じ歌ではなかった。
「Coolなバイクだな!haha!」
奴らはそういって去っていったけど
ナンバー付いてない軽自動車に
外人4人乗りのオマエラのほうがよっぽどCoolだぞ。
車と車の針の穴のような隙間。
今なら全速で抜けられるような気がした。
五感が全て自分の制御下のもと、
はじめて全ての自分がひとつになれた。
何かから逃げるように加速を続ける。
最後に踊っているような感覚がやってきた。
狂おしく身をゆだねると初めて目の前に海が見えてきた。
黒い海面と奥の船の光は全て俺のためにデコレーションされて待っていたかのよう。
浅瀬に、片足を上げて眠っている鳥を見つけて
持ってきた酒をあおる。
しばらくして寒くなってきたので帰ろうと思った。
あの頃、ぼくらはどこへ向かっていたのか
誰も思い出せない。
骨骨骨骨 ・後期・ 骨骨骨骨
あめかぜさん
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